筆の寺 正覚庵

京都は東福寺の塔頭寺院正覚庵。筆の寺として知られ、秋には筆供養を行う

正覚庵

筆供養で知られ、「筆の寺」とも呼ばれている。大正から昭和の初めには俳人川端茅舎が多くの俳句を詠むなど文人墨客が集まる寺となる。境内には筆塚が築造されており、書家・川浪青漣、日本画家・西山翠嶂(1879-1958)、日本画家・西山英雄(1911-1989)、大形筆塚(1967)などの筆塚が立つ。

沿革

鎌倉時代(1290年)奥州伊達家4代当主・伊達政依(だて まさより)により東福寺南谷に創建。 開山は東福寺5世・山叟慧雲(さんそう えうん)による。1227-1301 鎌倉時代の僧。安貞元年生まれ。 臨済宗。正嘉(しょうか)2年宋(中国)にわたり、帰国後、京都東福寺の円爾(えんに)の法をつぐ。 博多の承天(じょうてん)寺などをへて、永仁(えいにん)3年東福寺住持となる。

寺院名
東福寺 正覚庵
住所
〒605-0981 京都市東山区本町15-808
地図
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筆供養

古くなった筆に感謝する「筆供養」は、正覚庵で行われ、多くの参拝客が訪れます。 本堂で法要が営まれた後、 筆神輿が町内や東福寺境内を練り歩き、午後2時から護摩木が燃やされ、全国から寄せられた筆や鉛筆など筆記用具が投げ入れられます。 煙を浴びると、字が上達するとも言われています。

筆供養日程
11月23日(勤労感謝の日)
時間
筆受付:10:00~
筆神輿山内巡行:13:00~14:00
筆供養:14:00~15:00
場所
東福寺塔頭 正覚庵 〒605-0981 京都市東山区本町15-808

PHOTO

山門

現地見学の場合、この山門前にて集合となります。

筆塚

大切に使った筆に感謝を込めて。筆供養を行う筆のお寺の正覚庵となります。

本堂

納骨の際、本堂での法要をご希望の場合はこちらでお務め致します。

書院縁側

広い書院の縁側は東と南に長く、そして広く綺麗なお庭が望めます。

書院の前には木々に覆われた広く美しい庭。樹木葬地への道は、この庭を横目に見ながら続きます。

威徳堂

渡宋天神(渡唐天神)が祀られているお堂。平安時代の菅原道真の死後、その怨霊は天満大自在威徳天神と化し、威徳天神は一夜のうちに宋へ渡り、 南宋の禅僧・無準師範の教えを受け、その衣を授けられたという。

白洲屋敷

白洲次郎の父「文平」の通称白洲屋敷。縁あっって正覚庵に移築されました。

六波羅門

東福寺の六波羅門(通称南門)からほど近い場所にあります。東福寺内の無料駐車場をご利用の場合は、こちらの門から出て正覚庵へと向かいます。

駐車場

正覚庵の駐車場。1台分のスペースがございます。

アクセス

東福寺塔頭 正覚庵

〒605-0981 京都市東山区本町15-808

電車の場合

京阪・JR「東福寺駅」徒歩11分
京阪電車「鳥羽街道駅」徒歩7分

お車の場合

阪神高速京都線「鴨川東」インターよりお車で約3分⇢ GoogleMAP
名神高速道路「京都南」インターよりお車で約12分⇢ GoogleMAP
東福寺の無料駐車場をご利用ください。

概要

寺院名 臨済宗東福寺塔頭 正覚庵
宗派 臨済宗 東福寺派
本尊 釈迦如来
開基 伊達 政依
文化財 絹本著色山叟恵雲像(国・重要文化財)
拝観 非公開
住所 〒605-0981 京都市東山区本町15-808

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